ベトナム人を襲撃して現金奪う ベトナム人逮捕

おととし6月に新居浜市でベトナム人の男性が刃物で襲われ現金が奪われた事件で、新たに犯行グループと見られるベトナム人の男が23日夜に逮捕されました。

強盗致傷の疑いで逮捕されたのは住所・職業不詳でベトナム人のファン・チュオン・フン容疑者(25)です。

警察の調べによりますと、フン容疑者はおととし6月に新居浜市宮西町のコンビニエンスストアの駐車場でベトナム人の男性を刃物で切りつけた上、車に乗せ現金22万円などを奪った疑いがもたれています。

容疑の認否は明らかにされていません。

警察は名古屋出入国在留管理局をフン容疑者が訪れたという情報を元に所在を割り出し逮捕したということです。

この事件では4人が共謀の犯行として別のベトナム人の男1人が逮捕・起訴され、有罪判決が言い渡されています。

2022.5.24

不法滞在が北関東に集中するわけ

 群馬県みどり市の強盗殺人・放火事件で、強盗殺人容疑で逮捕されたフィリピン国籍のアルバイトの男(38)=入管難民法違反(不法残留)罪で起訴=は在留期限が切れてから約2年半、日本にいた。住まいを確保し、工場などで働き、日本人や外国人との集まりに加わって過ごしていたとみられる。
全国で6万人以上とされる不法残留者は本来就労できず、賃貸住宅などの契約も難しいはずだ。
なぜ暮らし続けることができたのか。

■アパート、車運転
捜査本部によると、男は2019年9月に短期滞在(15日)の在留資格で入国。
逮捕時は機械部品製造会社のアルバイトだった。

複数の地元関係者によると、別の企業で農業を手伝った時期もあった。
季節や景気によって仕事量は不安定だった可能性がある。事件前の3月にも「仕事がなくなる」と周囲に漏らしていたとされる。
アパートの部屋はある企業の借り上げで、同居女性がいた。近隣住民は日頃、メンドーザ容疑者が車を運転するのを見たと話す。

出入国在留管理庁によると、全国の不法残留者は1月時点で6万6759人。
県警は昨年、こうした不法滞在などの入管難民法違反容疑で外国人134人を摘発した。

ある警察関係者は正規滞在者が大部分だと断った上で、不法滞在の外国人は身近にいると話す。
仕事に就いて生活資金を得る例も多い。不法就労でも「雇い主が違法性の認識が薄いことが少なくない」という。

■真面目な印象
目立たないように振る舞うため、真面目だと捉えられることも。「印象が先行し、オーバーステイと知っても通報しない例はある」と解説。「察しても、面倒事に巻き込まれたくない人もいる」と付け加えた。

県内の監理団体の男性は、働いていると不審視されにくいため不法滞在者は「常に働き口を探している」と指摘する。
弱みに付け込み、ごく低賃金で働かせる業者もあると明かす。車や携帯電話は、接点のある日本人や日本に慣れた同国出身者に頼むか、インターネット上で安価な中古品を調達する。
今回とは異なるが、不法滞在者には失踪した技能実習生も含まれる。男性は「実習の前に金の流れなどを学べる機会を設け、互いの利益となる制度にしなければならない」と話した。

■人手不足で黙認
県内で凶悪事件を起こした外国人の裁判で証人に立った神戸大大学院の斉藤善久准教授は、不法滞在の外国人が北関東に多く集まり、交流サイトを駆使して住み着くと指摘する。
同国人と情報交換し、同居できるアパートや仕事のブローカーを探す」。人手不足の事業所で黙認のまま重宝される例もあるとした。

在日ベトナム人の駆け込み寺である大恩寺(埼玉県本庄市)の尼僧、ティック・タム・チーさん(44)は「困窮して体調を崩したり凶悪犯罪に手を染めたりする前に解決できる環境が必要だ」と話した。

2022.5.21

在日韓国人の男が車庫からジャッキを窃盗未遂

岐阜県警大垣署は16日、建造物侵入と窃盗未遂の疑いで、韓国籍で瑞穂市牛牧の自称アルバイトの男(40)を逮捕した。

逮捕容疑は9日午前9時50分ごろ、大垣市墨俣町上宿の市墨俣地域事務所敷地内にある車庫に侵入し、油圧式フロアジャッキ1台(時価4千円相当)を盗もうとした疑い。

署によると、男性職員から「車庫にジャッキを持った不審な男がいた」と通報があり、防犯カメラ映像などから男が浮上した。署は認否を明らかにしていない。

2022.5.17

イラン人が覚せい剤や乾燥大麻を販売目的で所持

覚醒剤や乾燥大麻などを販売目的で所持していたとして、イラン人の男が逮捕されました。

覚醒剤取締法違反などの疑いで逮捕されたのは、イラン国籍で住所不定・無職のジャハニアン・ハミド容疑者(46)です。

警察によりますとジャハニアン容疑者は4月2日、車の中に覚醒剤約19グラムと、乾燥大麻約4.3グラムなど、末端価格約136万円相当を販売する目的で所持していた疑いがもたれています。

警察は、ジャハニアン容疑者の認否を明らかにしていません。

車の中からは、ほかにも末端価格24万円分のコカインや、錠剤の形をした覚醒剤などが押収されていて、警察は、ジャハニアン容疑者が違法薬物を売りさばく立場だったとみて、販売ルートなどを詳しく調べています。

2022.5.11

 

ベトナム人が偽ブランドを所持で二人逮捕

偽のブランド品をインターネットで売った疑いで、ベトナム人の技能実習生の男2人が逮捕されました。
2人のそれぞれの自宅からは、あわせて約200点の商品が見つかっています。

商標法違反の疑いで逮捕されたのは、札幌市西区に住むベトナム人の技能実習生、グエン・チー・ダット容疑者25歳とグエン・ヴァン・ハー容疑者24歳です。
グエン・チー・ダット容疑者はルイ・ヴィトンの財布などを、グエン・ヴァン・ハー容疑者はナイキの靴を、販売目的でそれぞれの自宅に所持していた疑いがもたれています。
警察によりますと、今年4月、函館税関から情報提供があり、警察が捜査を進めた結果、15日、2人を逮捕しました。
警察は、2人のそれぞれの自宅で約200点の偽のブランド品を見つけたということです。
2人は、日本国内に住むベトナム人に対し、SNSを通じて、仕入れ値の約1.5倍から2倍の値段で売っていたということです。
2人がどこから商品を仕入れていたのかはわかっていませんが、警察は、2人がこれまで、約1150万円の売り上げを得ていたとみて、共犯者がいるかを含め捜査しています。

2022.5.16

バングラデシュ人ら逮捕 時短営業の協力金詐取 

 東京・墨田区で飲食店を経営していたバングラデシュ人の男らが、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う時短営業の協力金およそ200万円をだまし取ったとして逮捕されました。

バングラデシュ国籍のハラウダー・エムディ・カマル・ホセイン容疑者(54)ら2人は去年、東京都の飲食店に対する午後8時までの時短営業などの要請に従ったと装って、協力金204万円をだまし取った疑いが持たれています。

警視庁によりますと、ハラウダー容疑者らは、実際には翌朝まで営業する日もあったということです。

去年6月ごろに情報提供があり、警視庁が捜査を進めていました。

ハラウダー容疑者の口座には、他にも協力金1400万円ほどが振り込まれていたということです。

警視庁が余罪を調べています。

2022.1.18

中国人元留学生に逮捕状 ソフト不正購入未遂容疑

中国人民解放軍人の妻から指示を受け、日本製の企業向けウイルス対策ソフトを不正に購入しようとしたとして、警視庁公安部は28日までに、詐欺未遂容疑で中国籍の元留学生王建彬容疑者(36)の逮捕状を取った。
同容疑者は中国に帰国しており、国際刑事警察機構(ICPO)を通じて国際手配する方針。

公安部は、軍人が中国軍のサイバー攻撃部隊「61419部隊」に所属していたとみて捜査。
日本企業のシステムの脆弱(ぜいじゃく)性を把握しようとしていたとみている。
公安部によると、王容疑者は2016年11月、未登記の法人情報や実在しない担当者名を使い、ウイルス対策ソフトの購入を申請した疑いが持たれている。
販売会社が不審点に気付き、申請を却下したという。
宇宙航空研究開発機構(JAXA)などが同年にサイバー攻撃を受けた事件の捜査で、王容疑者が中国軍側の指示で不正を行っていた疑いが浮上した。

2021.12.28

中国人の女逮捕 化粧品100点以上盗んで転売

東京・足立区の商業施設で化粧品を盗んだとして、中国人の女が逮捕されました。女は「SNSで知り合った中国人女性に4万円で転売した」と供述しています。

中国人の李楠容疑者(41)は去年11月、足立区の大型商業施設でリップグロス109点、14万円相当を盗んだ疑いが持たれています。

店内の防犯カメラには、李容疑者が棚に並んでいた商品を持ってきたエコバッグの中に根こそぎ入れる姿が映っていました。

取り調べに対して、「生活のためにやった」「SNSで知り合った中国人女性に4万円で転売した」と容疑を認めています。

他に、東京、神奈川、千葉、埼玉の商業施設、合わせて15店舗でも同様の手口で化粧品を盗む女の姿が防犯カメラに映っていて、警視庁は余罪について調べています。

2022.1.20

無免許運転疑いでスリランカ人逮捕

 岐阜県警北方署は8日、道交法違反(無免許運転、一時不停止)の疑いで、スリランカ国籍の千葉県八街市砂、自称自営業の男(22)を現行犯逮捕した。

逮捕容疑は、同日午後8時ごろ、本巣市屋井の市道を無免許で乗用車を運転し、交差点で一時停止しなかった疑い。

署によると、署員が見つけて職務質問したところ、国際運転免許が失効していたことが発覚した。

2022.1.9

ナイジェリア人3人逮捕  服のボタンに覚醒剤隠して密輸

 英国から郵送された衣服のボタン内に覚醒剤が隠されていると知りながら受け取ったとして、警視庁組織犯罪対策5課は18日までに、麻薬特例法違反(所持)の疑いでナイジェリア国籍の住所、職業不詳のアゾド・チディ容疑者(51)、住所不詳、無職松尾一容疑者(23)ら男3人を逮捕した。

同課は密輸グループの指示役がいるとみて捜査。3人は「荷物の中身は知らなかった」などと容疑を否認している。

同課によると、今月上旬、英国から東京に郵送されたワンピース計73着のボタンの中に覚醒剤計約2・6キロ(末端価格1億6千万円相当)が隠されていたのを東京税関が発見し、警視庁に通報した。

2021.8.18