劇団こぐま座トラック盗難 保管容疑でナイジェリア人・ウガンダ人2人逮捕、茨城

茨城県警鉾田署は12日までに、千葉県松戸市の等身大ぬいぐるみ人形劇団「こぐま座」の駐車場から盗まれたトラックを保管したとして、盗品等保管の疑いで男2人を逮捕した。署によると、10日に通行人が中古車販売会社で「こぐま座」と書かれたトラックを発見。報道で盗まれていたことを知り、通報していた。

署によると、逮捕したのはいずれも中古自動車販売業で、ナイジェリア国籍のオドエメナム・ンケマコラム容疑者(48)=水戸市姫子=とウガンダ国籍のカリッド・アリ容疑者(45)=千葉市花見川区花見川。

逮捕容疑は11日午前10時45分ごろ、茨城県鉾田市安塚の中古自動車販売会社で、時価約200万円相当の3トントラックを保管したとしている。

トラックには劇団の舞台装置や着ぐるみが積まれていた。署は盗まれた経緯を調べている。

2022.1.12

常磐線脱線炎上 ベトナム人被告に罰金40万円判決

茨城県土浦市のJR常磐線で3月、車を線路に放置し列車を脱線、炎上させたとして過失往来危険と道交法違反(無免許運転)の罪に問われたベトナム国籍で土浦市、工員、チャン・ドゥック・ハウ被告(27)の判決公判が5日、水戸地裁土浦支部で開かれた。福田恵美子裁判官は、チャン被告に求刑通り罰金40万円の判決を言い渡した。

判決理由で福田裁判官は「電車の乗客らが感じた恐怖や不安は大きく、その後の電車の運行に与えた影響も軽視できない」と指摘。無免許運転をした上、電車に危険を知らせる手だてを講じることもなく現場から逃げたことを踏まえ、「身勝手というほかない」と述べた。

判決などによると、チャン被告は3月26日午前0時3分ごろ、土浦市真鍋2丁目の国道125号で乗用車を無免許で運転し、同6分ごろ、同市木田余の県道で民家の塀に衝突した弾みで反対車線側のフェンスを突き破って線路に乗り上げ、車を乗り捨てて逃げ、下り普通列車と衝突させた。

2021.10.6

茨城・龍ケ崎4人刺傷事件 逃走のベトナム人男逮捕 男性への殺人未遂容疑

茨城県龍ケ崎市出し山町のアパートで18日未明、ベトナム国籍で31~28歳の男性3人と女性1人の計4人が刃物で腹や胸を刺されるなどした事件で、県警竜ケ崎署と県警国際捜査課は19日、男性1人に対する殺人未遂の疑いで、現場から逃走していた同国籍で同所、アルバイト作業員、ファン・ヴァン・クィン容疑者(30)を逮捕した。

逮捕容疑は18日午前1時8分ごろ、自宅で、知人の自称、神奈川県愛川町、職業不詳、男性(28)の腹部を刃物で刺し殺害しようとした疑い。男性は全治不詳の傷害を負った。

2021.12.19

フィリピン人作業員が泥酔女性に性的暴行

 泥酔して路上に寝込んでいた20代の女性を公園のトイレなどに連れ込み、性的暴行を加えたとして、建設作業員の男4人が逮捕されました。

準強制性交などの疑いで逮捕されたのは、フィリピン国籍の建設作業員、ガルガオ・メルチゼデク容疑者(29)と鈴木英敏容疑者(28)ら4人です。

警視庁によりますと、ガルガオ容疑者と英敏容疑者(28)は今年4月の深夜から未明にかけて、東京・葛飾区の路上で泥酔して寝込んでいた20代の女性を公園のトイレに連れ込み、性的暴行を加えた疑いがもたれています。

2人は同じ職場で働いていて、休憩時間中に女性を見つけ暴行を加えたあと、さらに英敏容疑者の兄の英樹容疑者(30)ら2人を誘って、別の公園のトイレや女性の自宅に連れ込み、暴行を加えたとみられています。

調べに対し4人は「同意があった」と容疑を否認しています。

2021.12.8

中国人の男逮捕 在留カード偽造

ベトナム人女性の顔写真を使い在留カードを偽造したとして、中国人の男が愛知県警に逮捕されました。

逮捕されたのは中国国籍で大阪府門真市に住む無職・孟煥容疑者(32)で、11月16日ごろ、ベトナム人女性の顔写真を印刷した在留カード1枚を偽造した疑いが持たれています。

警察は孟容疑者の認否を明らかにしていません。

警察は孟容疑者が、これまでに在留カードを偽造した罪で起訴されている孔繁森被告(25)らと組織的に犯行を繰り返していたとみて捜査しています。

2021.12.9

外国人が少年に強制性交と強制わいせつで逮捕

モルディブ国籍の男が、温泉施設で10代の少年2人に性的暴行などをしたとして逮捕されました。

強制性交等などの疑いで逮捕されたのは、熊本市東区秋津の造園作業員 ナジャーフ・モハメド容疑者(46)です。

モハメド容疑者は今年7月24日の午後6時半ごろ、熊本市にある温泉施設の露天風呂で、10代の少年2人に対し性的暴行や下半身を触るなどした疑いが持たれています。

警察によりますと、露天風呂に他の客はおらず、少年2人はすぐに温泉施設に相談し通報を受けた警察が現場にいたモハメド容疑者に任意同行を求め、その後、捜査を進めていたということです。

モハメド容疑者は当初、警察の調べに対し「滑って手があたったことはある」と話していましたが、逮捕後は一転「僕がやったことではありません」と容疑を否認しています。

2021.12.8

ベトナム人が定期券を不正入手で逮捕

JRの通学定期券を不正に購入したとして、警視庁サイバー犯罪対策課は6日までに、窃盗容疑でベトナム国籍のアルバイト、ブー・ドゥック・コン容疑者(25)=千葉県船橋市西船=ら2人を逮捕した。

いずれも容疑を認め、「コロナ禍で稼げずお金が欲しかった」などと話しているという。

同課によると、2人は駅員だけが知る暗証番号を使って券売機で通学定期券を不正に購入。インターネット交流サイト(SNS)で「安く売ります」と呼び掛けて購入資格がないベトナム人らに転売していた。

2021.12.6

工場火災で不法残留が発覚した中国人を逮捕

23日夕方、掛川市の工場で火災が起き建物を半焼しました。火は約2時間後に消し止められケガ人もいませんでしたが、警察が現場にいた外国人従業員に話を聞くと、不法残留であることがわかり、男は現行犯逮捕されました。

入管法違反の疑いで現行犯逮捕されたのは、中国籍の男(35)です。

警察によりますと火災が起きた際に現場には工場長と男の2人がいて、警察が身分を確認したところ、男の不法残留が発覚しました。男の在留期間は2018年12月1日に終了していて、約3年間不法に残留した疑いが持たれています。

男は火事があった工場の敷地内に住んでおり、不法残留について認めていて、警察は詳しい経緯を捜査する方針です。また火災が起きた原因も詳しく調べています。

2021.11.24

資格のない外国人を働かせた中国人を逮捕

国から必要な許可を受けていない中国人の男女3人を不法に働かせたとして、中国人の男が神奈川県警に逮捕されました。

入管法違反の疑いで逮捕されたのは、中国籍で東京都北区に住む孫広寧容疑者です。
県警によりますと孫容疑者は、ことし4月から7月にかけて東京都江東区にある倉庫で、在留資格以外の活動許可を受けていないいずれも中国人で20代の男女3人を不法に働かせた疑いが持たれています。
孫容疑者は3人に対して雇用面接を行い、国から許可されていない医薬品や化粧品などの検品や梱包等の作業を指示していたとみられています。
県警の調べに対し孫容疑者は「逮捕された事実については黙秘します」などと話しているということです。

2021.12.3

ベトナム人が初の4千人超 来日外国人の摘発1万1756人

全国の警察が昨年摘発した来日外国人は1万1756人(前年比101人増)で、国籍別ではベトナムが最多の4219人(35%)だったことが警察庁のまとめでわかった。
コロナ禍の渡航制限で帰国できなかったり、技能実習先を解雇されたりして困窮するケースが多いことも一因とみられる。警察当局は犯罪の組織化を警戒している。

 警察庁によると、来日外国人の摘発人数は2004年の2万1842人をピークに減少したが、13年以降は増加傾向。
ベトナム人の摘発人数は13年から増えており、19年に中国人を抜いて最多となった。昨年は前年比854人増で、初めて4000人を超えた。

 昨年摘発されたベトナム人を罪種別に見ると、不法残留や偽造在留カード所持などの入管難民法違反が最多の2332人。
次いで窃盗犯が873人、暴行や傷害などの粗暴犯が145人、覚醒剤などの薬物事犯が141人だった。
全体の約6割は不法滞在の状態で、うち1324人は技能実習生として来日していた。

 次に多かったのは中国人の2699人(前年比249人減)で、フィリピン人765人(同19人増)、ブラジル人508人(同増減なし)、タイ人480人(同29人減)と続いた。