今月(8月)、大阪・平野区の路上で警察官が男に職務質問をしようとしたところドライバーのようなもので刺されてけがをした事件で、警察は、28日、ベトナム国籍の24歳の容疑者を殺人未遂などの疑いで逮捕しました。
逮捕されたのは、ベトナム国籍で住所・職業不詳のグエン・スアン・バン容疑者(24)です。
警察によりますと、今月3日、大阪・平野区加美北の路上で、布施警察署の32歳の男性巡査長が職務質問をしようとした際、ドライバーのようなもので頭部を刺したり、腕にかみついたりしたとして、殺人未遂と公務執行妨害の疑いが持たれています。
巡査長は耳のあたりに軽いけがをしました。
容疑者はそのまま逃走しましたが、警察は現場周辺の防犯カメラの映像などから特定し、今月8日に全国に指名手配していました。
警察によりますと、捜査の結果、福岡県北九州市にあるベトナム人の知人が住む集合住宅に出入りしていることが分かり、28日、逮捕したということです。
調べに対し、「身に覚えはあるが、少し内容が違う」と容疑を一部否認しているということで、警察は詳しいいきさつを調べるとともに、逃走を手助けした人物が複数いるとみて捜査しています。2023.08.28
ベトナム人犯罪者が金塊3.8キロを持ち込み 関税法違反で逮捕
金塊およそ3.8キロを福岡空港に持ち込んだとして、ベトナム人の男2人が逮捕されました。変圧器の中に隠して持ち込んでいました。
関税法違反などの疑いで逮捕されたのは、ベトナム国籍のホァン・ヴァン・ズイ容疑者と、グエン・ヴァン・タオ容疑者です。
ホァン容疑者ら2人は今月4日、金塊およそ3.8キロ・3155万円相当をベトナムから福岡空港に不正に持ち込み、消費税などの支払いを免れようとした疑いがもたれています。
変圧器に隠された金塊を、税関職員が発見したということです。
記者
「円形に加工され変圧器の中に隠されていたというこの金塊、実際持ってみますと、想像していたよりかなり重いです」指示役とみられるグエン容疑者は「貴金属店で売却して、課税分の利益を得る目的だった」と話しているということです。
福岡空港では、先月30日にも金塊を密輸しようとしたとして、韓国人の男が逮捕されています。
2023年4月21日
ベトナム人を三人殺人未遂で逮捕
去年12月、大s阪府和泉市の集合住宅で、ベトナム人の男性3人がナイフで刺されケガをした事件で、警察は、5日に公開手配したベトナム国籍の男を逮捕しました。
殺人未遂の疑いで逮捕されたのは、ベトナム国籍の会社員グエン・バン・ズン容疑者(31)です。
警察によりますとグエン容疑者は、12月30日の夜、和泉市上代町の集合住宅の一室で、会社の同僚であるベトナム人男性(32)の右胸をナイフで刺し、殺害しようとした疑いがもたれています。警察が1月5日に公開手配したところ、グエン容疑者の友人から「先程容疑者から『怖くなって逃げた』と相談があり、一緒に警察へ行こうと伝えると了承した」などと警察に連絡があったということです。
その後警察は、大阪市内の駅構内に現れたグエン容疑者に任意同行を求め逮捕。
その際、グエン容疑者は「ニュースを見て怖くなり出頭しようと思った」などと話したということです。グエン容疑者は逮捕後の調べに対し「キッチンのナイフで刺したが、殺意はなかった」と容疑を一部否認しているということです。
当時グエン容疑者は、会社の同僚らと忘年会をしていてトラブルとなったということで、警察は詳しい動機を調べる方針です。
2023.1.4
ベトナム人が緊急避妊薬を無許可販売
国内で販売が認められていない外国製の緊急避妊薬を神戸市の店舗で販売する目的で陳列していたなどとして26歳のベトナム人が、逮捕されました。
警察は入手経路や販売先など詳しい実態を調べています。逮捕されたのは、ベトナム国籍で神戸市兵庫区の会社員、グエン・ゴック・フォン・ナム容疑者(26)です。
警察によりますと、容疑者は、ことし1月、店長を務める神戸市の食品店で、国内で販売が認められていない外国製の緊急避妊薬を、許可を得ずに販売する目的で陳列していたなどとして医薬品医療機器法違反の疑いがもたれています。
ことし1月、別の事件の捜査で店内を調べたところ複数の医薬品が見つかり、鑑定した結果、緊急避妊薬からは国内で承認されていない成分「ミフェプリストン」が検出されたということです。
調べに対し、容疑をおおむね認めたうえで、「許可が必要とは知らなかった」などと話しているということです。
店頭では1錠あたり400円で販売していたとみられ、警察は入手経路や販売先など詳しい実態を調べています。
意図しない妊娠を防ぐための緊急避妊薬は国内では医師の処方が必要ですが、国では現在、薬局での販売を導入した場合の課題について議論が行われています。
捜査関係者によりますと、違法に売買されている避妊薬の場合、国内で未承認の成分が含まれているケースもあるということで、厚生労働省は健康被害につながるおそれもあるとして、注意を呼びかけています。
ベトナム人窃盗団が万引きで総額2350万円被害
ドラッグストアで万引を繰り返したなどとして、兵庫県警が窃盗容疑で、ベトナム国籍の24~25歳の男女6人のグループを逮捕していたことが25日、捜査関係者への取材で分かった。
グループは本国にいるメンバーからの指示を受け、現地で高値で取引される医薬品や化粧品を狙って犯行を重ねていたという。
県警は平成30年12月以降に、兵庫や大阪をはじめ、中国~関東地方の14府県で計208件、総額約2350万円の被害があったことを確認し、この日捜査を終結した。
捜査関係者によると、メンバーは技能実習や語学留学で来日。すでに起訴され、有罪判決を受けた被告もいる。ベトナム国内に少なくとも男女3人の指示役がいるとみられ、日本にいるグループに狙う商品のリストを送付。
メンバーは数人ずつに分かれ、リストに従って商品を陳列棚から盗む役割や、防犯カメラの死角で商品を受け取り店外に持ち出す役割など、作業を分担していた。盗品は日本国内の輸出業者を通じ、ベトナムの指示役に送っていた。指示役はベトナムにいるメンバーの親族らを経由して報酬を支払っていたという。
ベトナム人が覚せい剤所持で逮捕
東京・新宿区の自宅アパートで覚醒剤やケタミンなどを所持したとしてベトナム人留学生が逮捕されました。
警視庁によりますと、ベトナム国籍の留学生キエウ・マン・ズン容疑者は、ことし9月、新宿区の自宅アパートで覚醒剤およそ103グラムとケタミンおよそ487グラムなどを営利目的で隠し持っていた疑いがもたれています。
キエウ容疑者は、お茶の葉が入った缶のふたの裏にケタミンやMDMAを隠し、ベトナムから密輸したとして既に逮捕されていて、自宅からも違法薬物が見つかったことから再逮捕に至りました。
警視庁はキエウ容疑者の認否を明らかにしていません。
ベトナム人技能実習生の男を窃盗で逮捕
札幌・白石警察署は13日、住居侵入と窃盗の疑いでベトナム人技能実習生の男(29)を逮捕しました。
男は8月21日午後11時半ごろから22日午前5時55分ごろまでの間、札幌市白石区の住宅に侵入し、
現金約12万5000円と半ズボンや毛布などを盗んだ疑いが持たれています。
警察によりますと、男は無施錠の窓から侵入して犯行に及んでいて、被害に気づいた男性から通報があり、事件が発覚しました。
調べに対して男は、事実については認めた一方で「盗むつもりではなくて強制送還されたかったからとっただけ」と話しているということです。
男は8月23日に同様の容疑で逮捕され、9月13日に起訴されていて、警察はさらに余罪を追及しています。
2022.9.13
急性薬物中毒の女性死亡でベトナム人逮捕
ことし5月、東京・文京区で違法薬物を使用し、急性薬物中毒の症状が出たベトナム人の女性に対し、すぐに救急車を呼ぶなどの措置をとらずに死亡させたとして、知人のベトナム人4人が逮捕されました。
「救急車を呼ぶと薬物を使用していることがばれると思った」などと供述しているということです。逮捕されたのはいずれもベトナム国籍で東京・新宿区のアルバイト、ファム・ティ・ヒエン容疑者(24)らあわせて4人です。
警視庁によりますと、4人はことし5月、東京・文京区湯島の飲食店で、知人のベトナム人の23歳の女性とともに違法薬物のMDMAを使用した際、女性に急性薬物中毒の症状が出ながらすぐに救急車を呼ぶなどの措置をとらずに死亡させたとして、保護責任者遺棄致死の疑いがもたれています。
薬物の使用後に女性が激しく暴れたり叫んだりするなどしたため4人で店の外に連れ出し、女性が舌をかまないよう口の中におしぼりを入れたうえで、病院を探すなどしたということです。
およそ40分後に飲食店の関係者から救急車を呼ぶように促され「路上で女性が倒れている」などと通報しましたが、救急隊が駆けつけたときには女性は意識のない状態でまもなく死亡し、その後、4人はその場から立ち去ったということです。
警視庁は4人の認否を明らかにしていませんが「救急車を呼ぶと薬物を使用していることがばれると思った」などと供述しているということです。2022.9.21
トランプ賭博をさせた疑いでベトナム人逮捕
埼玉県春日部市でトランプを使った違法な賭博を客にさせていたとして、ベトナム人4人が逮捕されました。
マンションの1室を賭博場にして主に日本に住むベトナム人たちが集っていたということで、警視庁が実態を調べています。逮捕されたのは、いずれもベトナム国籍の技能実習生で埼玉県春日部市に住むダウ・スアン・マイン容疑者(28)ら4人です。
警視庁によりますと、4人は今月、ダウ容疑者の自宅マンションの部屋で、トランプ賭博により客に金を賭けさせ、利益を得ようとした疑いがもたれています。
容疑者の認否は明らかにしていません。
口コミやSNSなどを通じて主に日本に住むベトナム人たちが集い、本国で人気の「リエン」という賭博をして2時間で2000円の場所代を払っていたとみられ、部屋からは大量のトランプなどが押収されたということです。
一方、客だった20代のベトナム人が賭けに負けて140万円の借金をしたところ、ダウ容疑者らから「借金を返さないと足が折れるまで殴る」などと脅されマンションの部屋に監禁されたということです。
警視庁は、マンションの1室を賭博場にしてベトナム人を中心に客を集め、違法な賭博を繰り返していたとみて、実態を調べています。2022.9.22
ベトナム人の技能実習生が同僚をハサミで刺し逮捕
福岡県朝倉市でベトナム人の技能実習生の男が、同僚の男性の背中をハサミで刺したとして、殺人未遂の疑いで逮捕されました。
逮捕されたのは、ベトナム人の技能実習生、チャウ・ゴック・トゥ容疑者(30)です。
警察によりますと、チャウ容疑者は24日の午後5時半ごろ、福岡県朝倉市屋永の食品加工工場で、同僚のベトナム人男性の背中を複数回ハサミで刺して、殺害しようとした疑いです。
刺された男性は、10日間の治療が必要なケガをしましたが、命に別条はないということです。
警察の調べに対し、チャウ容疑者は「相手が暴力をふるってきたので、身を守るためにやった」と容疑を一部否認しています。
警察は、勤務中に2人の間にトラブルがあったとみて、事件のいきさつや動機を詳しく調べています。2022.9.26