強制わいせつでスリランカ人逮捕

今年3月、福岡市内で登校していた14歳の女子中学生の腰付近に抱きつき下半身を触ったとしてスリランカ国籍の46歳の男が再逮捕されました。

男は容疑を一部否認する一方で「ポルノビデオを見て同じことをしたかった」と話しているということです。

不同意わいせつの疑いで再逮捕されたのは、三重県桑名市に住むスリランカ国籍で無職のサンバナヤカ ムディヤンシラゲ アヌーラ プシュパ クマラ エカナヤカ容疑者(46)です。

サンバナヤカ容疑者は、3月8日午前7時半すぎ福岡市内の路上で登校中の女子中学生(14)の腰付近に背後から抱きつき下半身を触った疑いが持たれています。

女子中学生の家族が警察に通報して事件が発覚。

防犯カメラの映像などからサンバナヤカ容疑者の関与が浮上したということです。

取り調べに対し、サンバナヤカ容疑者は「スカートはめくったが、触るというよりもその時に手が当たっただけ」と容疑を一部否認する一方、「ポルノビデオを見て同じことをしたかった」などと話しているということです。

サンバナヤカ容疑者は、事件の翌日に現場近くで発生した女子高校生に対する不同意わいせつ事件で逮捕されていて、警察は、他にも余罪があるとみて捜査をすすめています。

2024.5.8

警官を殺人未遂でベトナム人を逮捕

今月(8月)、大阪・平野区の路上で警察官が男に職務質問をしようとしたところドライバーのようなもので刺されてけがをした事件で、警察は、28日、ベトナム国籍の24歳の容疑者を殺人未遂などの疑いで逮捕しました。

逮捕されたのは、ベトナム国籍で住所・職業不詳のグエン・スアン・バン容疑者(24)です。
警察によりますと、今月3日、大阪・平野区加美北の路上で、布施警察署の32歳の男性巡査長が職務質問をしようとした際、ドライバーのようなもので頭部を刺したり、腕にかみついたりしたとして、殺人未遂と公務執行妨害の疑いが持たれています。
巡査長は耳のあたりに軽いけがをしました。
容疑者はそのまま逃走しましたが、警察は現場周辺の防犯カメラの映像などから特定し、今月8日に全国に指名手配していました。
警察によりますと、捜査の結果、福岡県北九州市にあるベトナム人の知人が住む集合住宅に出入りしていることが分かり、28日、逮捕したということです。
調べに対し、「身に覚えはあるが、少し内容が違う」と容疑を一部否認しているということで、警察は詳しいいきさつを調べるとともに、逃走を手助けした人物が複数いるとみて捜査しています。

2023.08.28

不法残留でスリランカ人犯罪者を現行犯逮捕

菊川署は18日、入管難民法違反の疑いでスリランカ国籍、住所不定、無職の容疑者(26)を現行犯逮捕した。逮捕容疑は1月27日までの在留期間を超え、約80日にわたり不法残留した疑い。同署によると、署員が17日夜、菊川市内の路上にいた容疑者を職務質問して発覚した。

2023.4.19

入管法違反でネパール人を逮捕

在留期間を更新する目的で虚偽の申請を代行したとして、警視庁は、ネパール国籍で会社役員の男(43)=東京都新宿区=を出入国管理法違反(虚偽申請)の疑いで逮捕し、21日発表した。
同庁は、男が同様の代行を繰り返して報酬を受け取る「ビジネス」としていたとみている。

国際犯罪対策課によると、男は昨年6~7月ごろ、ネパール人の男2人=同容疑で逮捕=について、知人の飲食店で料理人として雇用が継続されると偽って在留期間の更新を求める申請書類を提出し、東京出入国在留管理局から許可を受けた疑いがある。
同課は2人がこの飲食店で働いていた実態はなく、男が店側に無断で申請したとみている。

男は調べに対し、「別のネパール人から虚偽申請の方法を教わった」と説明。口コミなどで国内にいるネパールやインド、パキスタン人から依頼を受け、1件あたり15万~30万円ほどの報酬を受け取っていたという。
こうした申請が2009年以降で約100件確認されているといい、同課が関連を調べている。

2022.7.22

桃を一万個盗んだベトナム人を逮捕

 山梨県内で相次ぐ果実の盗難事件を捜査している県警は11日、いずれもベトナム国籍で群馬県伊勢崎市新栄町の無職、グエン・ミン・トゥアン(39)とレ・コン・ニャット(25)の両容疑者を出入国管理及び難民認定法違反(不法残留)の疑いで現行犯逮捕した。

笛吹署によると、果実の窃盗容疑で2人の部屋を捜索したところ、不法残留の疑いが発覚したという。

捜査1課や組織犯罪対策課などの合同捜査班は、峡東地域での果実盗に使われたとみられる車両を防犯カメラで割り出し、捜査していた。

峡東地域の笛吹、山梨両市では6月に収穫前の桃が約1万4千個以上、盗まれた。7月にもブドウや桃の盗難が相次ぎ、峡西地域の南アルプス市ではスモモが盗まれる被害があった。

県警は、2人が少なくとも峡東地域での果実盗に関与し、共犯者がいる可能性もあるとみて調べている。

2022.8.12

強制わいせつでバングラデシュ人逮捕

成田署は10日、強制わいせつの疑いで埼玉県蕨市、バングラデシュ国籍の自称アルバイト(34)を逮捕した。

逮捕容疑は昨年8月18日午後2時40分ごろ、成田市名古屋の路上で、千葉県内に住む女性=当時(15)=の体を触るなどのわいせつな行為をした疑い。

同署によると、容疑者は「間違いありません」と容疑を認めている。目撃者の110番で事件が発覚した。
2人に面識はなかったという。

2022.311

タイ国籍の27-60歳男女5人を不法残留の現行犯で逮捕

岐阜県美濃加茂市の寺に住み着いていたタイ国籍の5人が不法残留の現行犯で逮捕されました。

8月1日午後2時ごろ、美濃加茂市山之上町の寺で「外国人が6、7人来ており帰らないので住民が困っている」と住職の知人から110番通報がありました。

警察が駆けつけると寺には5人の外国人がいて、パスポートを確認したところ、いずれも在留期限が切れていることがわかり、現行犯逮捕しました。

逮捕されたのはいずれもタイ国籍で職業不詳の60歳の女、48歳の女、36歳の男、35歳の女、27歳の男の5人です。(※60歳女は国籍等自称)調べに対し5人は、容疑を認めています。

5人のうち4人は短期滞在のビザで、残る1人は技能実習のビザでした。最も前に在留期限が切れていたのは36歳の男で、6年ほど前だったということです。

警察は5人が在留期限が切れたまま日本に滞在した理由や、寺に住み着いた経緯などを調べることにしています。

2022.8.4

不法滞在が北関東に集中するわけ

 群馬県みどり市の強盗殺人・放火事件で、強盗殺人容疑で逮捕されたフィリピン国籍のアルバイトの男(38)=入管難民法違反(不法残留)罪で起訴=は在留期限が切れてから約2年半、日本にいた。住まいを確保し、工場などで働き、日本人や外国人との集まりに加わって過ごしていたとみられる。
全国で6万人以上とされる不法残留者は本来就労できず、賃貸住宅などの契約も難しいはずだ。
なぜ暮らし続けることができたのか。

■アパート、車運転
捜査本部によると、男は2019年9月に短期滞在(15日)の在留資格で入国。
逮捕時は機械部品製造会社のアルバイトだった。

複数の地元関係者によると、別の企業で農業を手伝った時期もあった。
季節や景気によって仕事量は不安定だった可能性がある。事件前の3月にも「仕事がなくなる」と周囲に漏らしていたとされる。
アパートの部屋はある企業の借り上げで、同居女性がいた。近隣住民は日頃、メンドーザ容疑者が車を運転するのを見たと話す。

出入国在留管理庁によると、全国の不法残留者は1月時点で6万6759人。
県警は昨年、こうした不法滞在などの入管難民法違反容疑で外国人134人を摘発した。

ある警察関係者は正規滞在者が大部分だと断った上で、不法滞在の外国人は身近にいると話す。
仕事に就いて生活資金を得る例も多い。不法就労でも「雇い主が違法性の認識が薄いことが少なくない」という。

■真面目な印象
目立たないように振る舞うため、真面目だと捉えられることも。「印象が先行し、オーバーステイと知っても通報しない例はある」と解説。「察しても、面倒事に巻き込まれたくない人もいる」と付け加えた。

県内の監理団体の男性は、働いていると不審視されにくいため不法滞在者は「常に働き口を探している」と指摘する。
弱みに付け込み、ごく低賃金で働かせる業者もあると明かす。車や携帯電話は、接点のある日本人や日本に慣れた同国出身者に頼むか、インターネット上で安価な中古品を調達する。
今回とは異なるが、不法滞在者には失踪した技能実習生も含まれる。男性は「実習の前に金の流れなどを学べる機会を設け、互いの利益となる制度にしなければならない」と話した。

■人手不足で黙認
県内で凶悪事件を起こした外国人の裁判で証人に立った神戸大大学院の斉藤善久准教授は、不法滞在の外国人が北関東に多く集まり、交流サイトを駆使して住み着くと指摘する。
同国人と情報交換し、同居できるアパートや仕事のブローカーを探す」。人手不足の事業所で黙認のまま重宝される例もあるとした。

在日ベトナム人の駆け込み寺である大恩寺(埼玉県本庄市)の尼僧、ティック・タム・チーさん(44)は「困窮して体調を崩したり凶悪犯罪に手を染めたりする前に解決できる環境が必要だ」と話した。

2022.5.21

金銭目的で連れ去り ベトナム人逮捕

 金銭トラブルから知人を暴行して車で連れ去ったとして、ベトナム人の男2人が逮捕されました。

ベトナム人のレ・ヴィエット・フン容疑者(32)ら2人は去年10月、東京・文京区のマンションで知人の男性(28)から金を奪い取ろうと暴行し、車で連れ去った疑いが持たれています。

警視庁によりますと、レ容疑者と男性は金の貸し借りを巡ってトラブルになっていて、男性は約75万円をレ容疑者の知人の口座に振り込んだ後、群馬県で解放されたということです。

男性は鼻の骨を折るなどのけがをしました。

警視庁は他にも6人の共犯者がいるとみて捜査をしています。

レ容疑者ら2人は「強引には奪ってない」などと容疑を一部、否認しています。

2022.1.21

工場火災で不法残留が発覚した中国人を逮捕

23日夕方、掛川市の工場で火災が起き建物を半焼しました。火は約2時間後に消し止められケガ人もいませんでしたが、警察が現場にいた外国人従業員に話を聞くと、不法残留であることがわかり、男は現行犯逮捕されました。

入管法違反の疑いで現行犯逮捕されたのは、中国籍の男(35)です。

警察によりますと火災が起きた際に現場には工場長と男の2人がいて、警察が身分を確認したところ、男の不法残留が発覚しました。男の在留期間は2018年12月1日に終了していて、約3年間不法に残留した疑いが持たれています。

男は火事があった工場の敷地内に住んでおり、不法残留について認めていて、警察は詳しい経緯を捜査する方針です。また火災が起きた原因も詳しく調べています。

2021.11.24