群馬県みどり市で、1人暮らしの73歳の男性が殺害され住宅が放火された事件で、群馬県警は、強盗殺人の疑いで逮捕したフィリピン国籍の容疑者を24日、放火の疑いで再逮捕しました。
群馬県みどり市笠懸町のアルバイト従業員で、フィリピン国籍のメンドーザ・パウロ容疑者(38)はことし3月、市内に住む船戸秋雄さん(当時73)の自宅で、船戸さんに暴行を加えて殺害し現金などを奪ったとして、強盗殺人の疑いで今月2日、逮捕されました。
警察によりますと、その後の捜査で、メンドーザ容疑者が何らかの方法で住宅の中に火をつけたことがわかったとして、警察は24日、放火の疑いで再逮捕しました。
警察は、捜査に支障があるとして容疑者の認否を明らかにしていません。
これまでの捜査関係者などへの取材で、容疑者と船戸さんは、去年6月ごろに共通の知人を介して知り合ってから交流するようになり、事件当時の午後は船戸さんと一緒に市内に出かけていたとみられることがわかっています。
警察は、事件のいきさつや動機など、さらに詳しく調べることにしています。2022..5.24