ベトナム人を三人殺人未遂で逮捕

去年12月、大s阪府和泉市の集合住宅で、ベトナム人の男性3人がナイフで刺されケガをした事件で、警察は、5日に公開手配したベトナム国籍の男を逮捕しました。

殺人未遂の疑いで逮捕されたのは、ベトナム国籍の会社員グエン・バン・ズン容疑者(31)です。
警察によりますとグエン容疑者は、12月30日の夜、和泉市上代町の集合住宅の一室で、会社の同僚であるベトナム人男性(32)の右胸をナイフで刺し、殺害しようとした疑いがもたれています。

警察が1月5日に公開手配したところ、グエン容疑者の友人から「先程容疑者から『怖くなって逃げた』と相談があり、一緒に警察へ行こうと伝えると了承した」などと警察に連絡があったということです。
その後警察は、大阪市内の駅構内に現れたグエン容疑者に任意同行を求め逮捕。
その際、グエン容疑者は「ニュースを見て怖くなり出頭しようと思った」などと話したということです。

グエン容疑者は逮捕後の調べに対し「キッチンのナイフで刺したが、殺意はなかった」と容疑を一部否認しているということです。

当時グエン容疑者は、会社の同僚らと忘年会をしていてトラブルとなったということで、警察は詳しい動機を調べる方針です。

2023.1.4